この記事の目次
なぜ今「韓国前撮り」が選ばれるのか?
韓流ドラマのワンシーンのような、ロマンティックで洗練されたウェディングフォト。その夢、韓国で叶えてみませんか?
「でも、海外での撮影はハードルが高そう…」「日本の前撮りと何が違うの?」「費用は?言葉は?」そんな疑問や不安を感じている方も多いかもしれません。
今、多くのカップルが選ぶ「韓国前撮り」は、スタジオ・ドレス・メイクが一体となった「オールインクルーシブ」が基本。圧倒的なクオリティとコストパフォーマンスを誇る、一生モノの体験です。
この記事を読めば、韓国前撮りの全貌から、あなたにぴったりのスタジオ選び、予約、撮影当日、そして写真の完成まで、後悔しないためのすべてがわかります。

ファクトシート:まず知りたい「韓国前撮り」の基本
韓国前撮りを理解するうえで欠かせないキーワードが「스드메(スドゥメ)」です。これは「スタジオ(Studio)」「ドゥレス(Dress)」「メイクアップ(Makeup)」の頭文字を取った言葉で、これらすべてが一体となったパッケージとして提供されるのが韓国の基本スタイルです。
日本のサービスが、基本料金にオプションを追加していく「アラカルト方式」なのに対し、韓国は初めから豪華な内容がすべて含まれている「オールインクルーシブ方式」が主流。そのため、最終的なコストパフォーマンスが非常に高いのが特徴です。
撮影スタジオの多くは、ソウルのトレンド発信地である江南(カンナム)地区に集中しており、近年では自然豊かな釜山(プサン)も人気を集めています。また、「Zii Korea」や「isuna photo」といった日本語対応の専門エージェントが充実しているため、言葉の壁を気にすることなく、安心して撮影に臨める環境が整っています。
日本と何が違う?一目でわかる韓国前撮りの圧倒的メリット
費用、衣装の数、写真のクオリティ。すべてにおいて、韓国の前撮りは日本とはひと味違う、充実したパッケージ内容を提供しています。その違いを具体的に見ていきましょう。
【比較表】日本 vs 韓国 前撮りサービス

| 特徴 | 日本(一般的) | 韓国(一般的) |
|---|---|---|
| 料金体系 | オプション追加型 | オールインクルーシブ型 |
| 平均費用 | 25万円〜40万円 | 20万円〜40万円 |
| 衣装点数 | 1〜2着 | 3〜6着 + 私服撮影無料 |
| 提供データ数 | 100〜300カット | 500〜1000カット以上 |
| 修正データ | オプション料金の場合が多い | 20〜30カット分が基本料金込み |
| アルバム | オプション料金、ページ数少なめ | 20〜30ページの豪華アルバム込み |
| 額縁・パネル | ほぼ含まれない | 大型アクリルパネル等が付属 |
| スタジオセット | シンプルな背景が多い | 映画のように壮大で多様なセット |
| ポージング | 静的、カメラ目線が中心 | 物語性のある動的なポージング |
| レタッチ技術 | ナチュラル、最小限の修正 | 芸術的、理想を追求する修正 |
| ヘアメイク | 1スタイルが基本 | プロによるフルメイク、複数回のヘアチェンジ |
同じ価格帯でも、韓国は衣装が3〜6着、撮影データは500カット以上、さらに豪華なアルバムとウェルカムスペースに飾れる大型パネルまで標準で付いてくるなど、コストパフォーマンスの高さは圧倒的です。
そして、韓国前撮りの魅力は写真だけではありません。プロのチームに囲まれ、まるで芸能人のように過ごす丸一日の撮影は「一日限定のスター体験」。この特別な時間そのものが、最高の思い出になるのです。
【初心者ガイド】人気スタジオの選び方とコンセプト別おすすめリスト
スタジオ選びは「サンプルアルバム」の世界観で決めるのが鉄則です。あなたの理想を叶えるスタジオを見つけましょう。
スタジオ選びの3つのポイント
- コンセプトで選ぶ: 二人の表情を主役にする「人物中心」か、壮大なセットを活かす「背景中心」か、理想のスタイルを考えましょう。
- 利便性で選ぶ: スタジオ内で準備から撮影まで全てが完結する「トータルスタジオ」かを確認。移動の手間が省け、時間を有効に使えます。
- 作例で確認する: モデルではなく、一般カップルの写真をチェック。ポージングや修正のリアルな仕上がりを参考にしましょう。
【ソウル・釜山】人気スタジオマップ(コンセプト別)
モダン&シック
洗練された空間で、二人そのものをアートのように残したいカップルへ。
- The Chungdam Studio (ザチョンダムスタジオ): ソウルのセレブが集う街、清潭洞(チョンダムドン)に位置する広大なスタジオ。経験豊富なフォトグラファーが、洗練された大人の美しさを引き出すことで定評があります。
- Roren house (ローレンハウス): 「光の魔術師」と称される著名フォトグラファーが運営。ファッション誌の1ページのような、光と影を巧みに操った芸術的な写真が魅力です。


ロマンティック&ガーデン
花と緑に囲まれて、夢のような一枚を撮影したいカップルへ。
- ROI STUDIO (ロイスタジオ): 江南では珍しい、プライベート感あふれる一棟建てスタジオ。美しいガーデンが特徴で、移動することなく屋内外の多彩なシーンを撮影できるのが魅力です。
- RARI Studio (ラリスタジオ): 自然光を活かした、お花と緑のセットが特徴でナチュラルな写真が取れるなスタジオ。
- その他、花のセットが魅力的なスタジオ: The Face Studio、May Studio、Gaeul Studioなども、豪華な花のセットで人気です。


クラシック&ドラマチック
まるで映画の主人公になったかのような、非日常的で壮大な写真を。
- Studio Wonkyu+ (ウォンギュスタジオ): 日本人カップル人気No.1。ドラマティックな演出はまさに圧巻で、韓国フォトウェディングのトレンドを牽引する存在です。
- SUM studio (サムスタジオ): ロマンチックでトレンドを取り入れたスタジオ。写真集のようなクオリティが叶います。


ユニーク&トラディショナル
他にはない、二人だけの特別な世界観を表現したいカップルへ。
- Urban Studio (アーバンスタジオ): 夕日を背景にするロマンチックな写真から屋上に作られた本格的な韓屋(ハノク)セットが人気を集めています。伝統美と現代的なスタイルが融合した美しい写真が撮影できます。
- Yongma Land Studio (ヨンマランドスタジオ): 閉園した遊園地を丸ごと撮影セットに。レトロでファンタジックな、遊び心あふれる写真が残せます。


【釜山】リゾート&ネイチャー
ソウルとは一味違う、海と自然の雄大さを求めるなら。
- Blan de wune (ブラン ド ウィン): 釜山の美しいビーチや広大な草原が舞台。リゾート感あふれる開放的でスタイリッシュな写真は、まるでファッション雑誌のようです。

【ハウツー】予約から納品まで!韓国前撮り完全ロードマップ
計画から写真の受け取りまで約半年。正しい手順と注意点を押さえれば、言葉の壁も心配いりません。
手配方法:安心の「エージェント利用」vs 上級者向け「直接手配」
- エージェント利用(初めての方におすすめ): 予約から通訳、アフターフォローまで全て日本語で完結。ストレスフリーで臨みたいなら、初めての方には特におすすめの方法です。
- 直接手配(上級者向け): 韓国語が必須。通訳は「ロコタビ」のようなサービスで個人手配も可能ですが、修正指示など細かいニュアンスを伝える難しさがあります。
主要日本語エージェント比較
| エージェント | 料金帯の目安 | 特徴・評判 |
|---|---|---|
| Zii Korea | 20万円台〜 | Studio Wonkyu+など有名スタジオの正規代理店。丁寧なカウンセリングと手厚いサポートに定評あり。 |
| isuna photo | 20万円台〜 | 予約から納品までの流れが明瞭。オンライン相談にも対応し、観光情報も提供。 |
| Ajarena | 169,800円〜 | 基本プランの包括性が高く、価格が魅力的。軽食まで含まれる手厚さも。 |
タイムライン:撮影6ヶ月前から始める準備スケジュール
- 6ヶ月以上前: エージェントへ相談、スタジオと撮影日を予約。
- 3〜4ヶ月前: 航空券・ホテルを手配。
- 撮影旅行(2泊3日): 打ち合わせ → 終日撮影 → 帰国。
- 撮影後〜2週間: オリジナルデータ(500〜1000枚)を受け取り、アルバム用写真セレクト。
- セレクト後〜1ヶ月: 修正サンプルの確認とフィードバック。
- 最終OK後〜4ヶ月: アルバム・額縁が自宅に到着。
【最重要ポイント】後悔しないための「写真セレクト」と「修正フィードバック」

撮影が終わって一安心、ではありません。数百枚の写真からベストショットを選び、修正の方向性を伝える作業が待っています。ここで伝えた希望がアルバム全体の仕上がりを決定づけるため、非常に重要です。一度OKを出すと再修正は原則不可なので、希望をしっかり伝えましょう。
【実践テクニック】プロが教える!撮影当日の準備とポージング術
最高のコンディションで臨むための、プロのアドバイスに基づいた準備とテクニックをご紹介します。

究極の撮影前日・当日準備チェックリスト
- 前夜のヘアケア: シャンプーのみで洗い、リンス・トリートメントは絶対NG。髪がサラサラすぎるとヘアセットが難しくなります。
- 前夜のスキンケア: 油分の多いクリームや日焼け止めはNG。メイクのノリに影響します。
- 持ち物:
- ヌードカラーのシームレス下着とストラップレスブラ。
- ドレスの下に履く속바지(ソクバジ)と呼ばれるインナーパンツがあると安心です。
- 移動時に履く着脱しやすいスリッパは必須アイテム。
- ストロー付き飲料と、メイクを汚さず一口で食べられるチョコレートなどの軽食。
ポージング&表情マスタークラス

- 表情: 「口を閉じた優しい微笑み」と「歯を見せた華やかな笑顔」の2種類を練習しておきましょう。鏡の前だけでなく、スマホで撮ってもらうと客観的に確認できます。
- 基本姿勢: 肩甲骨を寄せ胸を開き、体をS字に見せるように意識すると、立ち姿が格段に美しくなります。
- 失敗回避術:
- 腕は体にぴったりつけず、少し空間を作ると細く見えます。
- 二人で見つめ合うシーンでは、相手の目の奥ではなく少し先の耳あたりを見ると、優しい視線になります。
チームを信頼する:フォトグラファーと「ヘルパーイモ」の役割

- フォトグラファー: 彼らは最高の作品を作る「監督」です。視線の方向から指の角度まで細かく指示してくれるので、安心して身を委ねましょう。
- ヘルパーイモ(헬퍼 이모님): ドレスの着付けやヘアチェンジ、最高のシルエットになるよう裾を整えるなど、花嫁を完璧にサポートしてくれる、なくてはならない存在です(「イモ」は韓国語で「おばさん」を意味する親しみを込めた呼び方です)。
Q&A:初めての韓国前撮り、よくある質問
Q. 韓国語が全く話せなくても大丈夫ですか?
A. はい、まったく問題ありません。日本のエージェントを通せば、予約から当日の撮影、アフターフォローまで日本語堪能な通訳がフルサポートしてくれます。
Q. 費用は総額でどれくらいかかりますか?
A. 航空券・宿泊費を除き、20万円〜40万円が相場です。ただし、日本の同価格帯プランより遥かに内容が充実しているため、コストパフォーマンスは非常に高いと言えるでしょう。
Q. 予約はいつまでにすれば良いですか?
A. 人気スタジオはすぐに埋まるため、撮影希望日の半年前、できればそれ以上前に予約するのが理想的です。
Q. 撮影にはどのくらい時間がかかりますか?
A. ヘアメイクの準備に3〜4時間、撮影に4〜6時間と、ほぼ丸一日かかります。撮影日は他の予定を入れず、体力も温存しておきましょう。
Q. 写真の修正(レタッチ)はどこまで可能ですか?
A. 肌質や体型補正(腕を細く、ウエストを絞るなど)、背景の不要物消去まで、理想の姿に近づける高度な修正が基本パッケージに含まれています。

まとめ:最高の「作品」と「思い出」を作るために
韓国前撮りは、単なる記念撮影ではなく、最高のチームと共に創り上げる「作品作り」であり、忘れられない「特別な体験」です。
このガイドで全体像を掴んだら、まずは気になるスタジオのサンプルアルバムを眺め、日本の代行エージェントにオンラインで相談することから始めてみましょう。計画から完成まで時間はかかりますが、その先には、日本では得られない感動的な体験と、一生の宝物となる写真が待っています。
あなたの理想を叶える韓国フォトウェディングへの第一歩。まずは「Zii Korea」や「isuna photo」など、実績豊富なエージェントの公式サイトをチェックして、無料カウンセリングを予約してみてはいかがでしょうか。